食欲をコントロールするレプチン
こんにちは。ケトジェニックダイエット認定アドバイザー 、パーソナルトレーナーのTOMOKOです。
日曜日に放送されたNHKスペシャル シリーズ第2集 「
驚きのパワー!”脂肪と筋肉”が命を守る」が大変勉強になりました。
私が人生の中でどうしても突き止めたいのは”
過食のメカニズム”です。自分の体験上過食になる時というのは
1、不安やイライラからのストレスがたまった時
2、解放的な気分になって気が抜けた時
3、標準体重よりも5kg以上下回ってきた時(選手時代)
4、生理が近づいてくる時。 などです。
脂肪細胞には
レプチンという食欲をコントロールする物質を放出しています。だから、脂肪はただの油ではなく私達の身体に向けて”メッセージ”を伝える大切なものなのです。
番組内では、生まれつき体に脂肪がない「
脂肪萎縮症」という数百万人に一人といわれる難病で、いくら食べても食欲が満たされず、もっと食べたいという衝動を抑えられない子供を紹介しました。なぜ食欲が抑えられないのか?それは、身体に脂肪がない事で
レプチンが体内に存在しないことにより、脳が「お腹がいっぱい」と認識出来ないのです。
そのすさまじい食欲におそわれる子供さんの映像を見てショックを受けました。
私も過食にはしった時は獣のように食べ、食欲のコントロールが不可能になっていました。
それじゃあ脂肪を増やせば
レプチンが大量に出て食欲を抑えられるかと言うと、そうでもなく、肥満して食べ過ぎている人の体内で
レプチンが出ていても、そのメッセージに脳が正しく反応できない、「
レプチン抵抗性」と呼ばれる状態が生じていると考えておりますが、まだはっきりとしたメカニズムが解明されていないそうです。
どちらにしても、バランスが大事で、過食、拒食によって身体の中でいろいろな事が起きているんだと再確認できた凄く良い番組でした。
ダイエットされる方は医学的知識からお勉強されると成功出来ます。
関連記事